日記ログ contents
TOP about NEW BBS スカch アンテナ メール
my circle
いぬちゃぼ(停止中) マリみてRPG 電源不要ゲームサークル

[先月] [目次] [来月]
2004年3月3日(水) 最近気づいたことなんですが
 昼頃に適当な時間に出勤するとはいえ、いつも帰りが終電間際になるのは忙しいって言うんでしょうか。

 吉野家時代の8-23だの17-8だののおかげで、10時間や12時間労働ぐらいは普通だと思い込んでるんですが、世間的にはどうなんだろう。もっと厳しい職場にいる人はたくさんいそうなんですが、普通のサラリーマンやったことないんでわかりません。世間の風は厳しいの?

◆近鉄オープン戦開始

 まあ、昨日のことですが。いよいよ、球春到来といった感じがしてきて、俺の心もうきうきしですよ。

 今年のオフも、ローズ移籍騒動やら球団名売却やらごたごたがありました。ノリ叩きもすっかり定着してきて、すっかりバファローズは悪役モードです。まあ、もともとが泥臭いチームカラーですので、ヒーロー扱いなんて期待してませんが。

 ローズ放出のマイナス面ばかりクローズアップされ、下位低迷ともいわれてますが、投手陣の整備がなされ、戦力としては去年よりも上積みがあると思ってます(打線はノリの復活が前提ですけど)。ノーマークなときほどわけのわからん力を発揮するチームなので、今年は何かをやってくれそうな予感。やってくれたらいいな。まあ、やらなくても応援するぞ。といった感じですかね。

 今年の目標は月1観戦。なるべく球場に足を運んで、金を落としていきたいなと思ってます。球団もピンチだしね。

◆買い物

マンガ
『新・ゴーマニズム宣言13 砂塵に舞う大義』 小林よりのり/小学館
『カミヤドリ1』 三部けい/角川書店

小説
『神は沈黙せず』 山本弘/角川書店
『さよなら妖精』 米沢穂信/東京創元社
『きみとぼくの壊れた世界』 西尾維新/講談社

その他
『社会派くんがゆく! 死闘編』 唐沢俊一・村崎百郎/アスペクト
『オタクトリビア』 原えりすん/スタジオDNA

 もう一冊ぐらい買った気がしますが、出先なので確認不能。

 たそがれSpringPointさんが「とにかく読め」とおすすめしていたので、『さよなら妖精』を買ってみました。文庫だと思い込んでいたんですが、ハードカバーだったんですね。1500円もの支出に大ショックですよ。まあ、一度買おうと思ってしまった以上、俺の購買意欲は止められないのですが。

 勢いあまって、おなじくハードカバーということで、以前から二の足を踏んでた『神は沈黙せず』も買っちゃいましたよ。2冊で約3000円かあ……てへへへ。面白くなかったら窓から投げ捨てます。地上の歩行者めがけて力強く。

 あと、『オタクトリビア』をうっかり2冊注文してしまいげんなり。だれか欲しい人いたら譲りますよー。定価で。
2004年3月5日(金) 吉野家の豚丼
 食ってみました。感想としては「ビミョー」ってことで。なんか、「ママンがすき焼きっていうから喜び勇んでみたら、豚すきでした」みたいな味でしたよ。っつーか、そのまんまか。

 肉に甘味が足りないという感じ。これは牛と豚の肉質の違いだからしょうがないけど。

 松屋の豚丼もそうなんですけど、ただ甘辛いタレで煮るって行為では、豚肉のうまさを全然引き出せない。ただでさえ、牛丼はチープなく食い物なのに、豚にした事でさらに安っぽくなりましたな。これなら少し金を上乗せして豚キムチ丼食いますなあ。

 むしろコスト重視で、松屋のチキンカレーを食うという結論に達するのかも。

◆3日の日記があまりにも駄文すぎたんで少し修正してみる。

 ちょっと赤面するぐらい駄だった。反省。
 
2004年3月8日(月) ちょっと一段落
 金曜日に大きな攻略本の仕事が一段落しまして、久しぶりに土日で連休取れました。溜まっていたアニメやマンガを一気に消化したり、プロ野球オープン戦を観戦してたり。怠惰な日々というのは貴重なものです。

◆『成恵の世界6』 39話 Why Can't We Be Friends?

 ある日、少年におとずれた別れ。大好きだった少女との別離に涙した少年は、人語を話し自分を励ます謎の宇宙船に出会った。それは誰も信じはしない、夢のような出来事。それから年を経て、宇宙船との思い出を糧に絵を描きつづけてきた少年は、幻想を追いかけることに疲れ筆を折った。だが、宇宙船は実在し、彼は再びそれに遭遇する。そのとき少年は、自分が本当に描きたかったもの、取り戻したかったものがいつも側にいた少女だったと気づき、再び筆を手にするのだった。

 「そしてこの世に美少女作家がまたひとり生まれましたとさ」と、そういうお話。吹っ切れたかと思ったら、半裸四号ちゃんを描いてくるあたり、彼はもう一人前のエロ絵師ですよ。身に付けてるのはアーマーパーツだけというマニアックっぷりにワラタ。

 「ロボットアニメが好きでイラストを描いてたら、そのうち美少女を描くことに目覚めてしまいました」という、イラスト業界ではよくある話っぽい、心温まる物語でした。っつーか、作者の実体験ですか?

 全国の少年たちに、「美少女が可愛いという理由でアニメを見ることは恥ずかしくないんだよ」という啓蒙をするあたり、ローティーン向けオタク雑誌たる少年エースの面目躍如といった所か。そうさ、「ロボットがカッコイイから」なんて、所詮おためごかし。みんな心の中では○○○にハァハァしていたはずなんだ(○○○には好きなアニメヒロインの名前を入れてください)。

 他にも、「男は誰しもかわいい女の子が好きなんだよ」とか、「幼いころに刷り込まれた美少女像には逆らえない」とか、微妙なメッセージが盛り込まれていて、非常に楽しかったです(逆説的ですが、少年が気に入った劇中劇のアニメのヒロインが、別れた少女に似ているのはその暗示かと)。

 『成恵の世界』は、さえないオタク君でアニメ大好きな中学生の主人公が、かわいい彼女に振り回されるという、中学生ドリーミングを体現した作品です(ついでに彼女は宇宙人で、現実にはない不思議な体験をすることもできます)。よって、今回のようなオタク(アニメ)推奨するような内容が結構ありまして、そこら辺も人気がある理由のひとつでしょう。しかし、汚れちまった大人の人間としては、かわいい彼女ができることとできないことの間には、絶望的とも言える深い溝が横たわっているんだと、いつも思ってしまいます。

 まあ、作中の少年のように己が道を行くのも幸せですけど、現実は甘くないから趣味に傾倒するのは程ほどにして、今のウチにもてる努力をしておいた方がいいと思われ。さもないと、そんな君らが大好きなマンガを読んでハァハァしてる、お兄さんタチみたいになっちゃうぞー。
2004年3月11日(木) ロフトプラスワンでボブゲーイベントBRAINSTORM
 今週土曜か。ちょっと行きたいんだけど、ひとりで行くのも男の友達と行くのもなんだかアレだなあ。女友達に関してはノーコメントで。いや、皆無じゃないけど、こんなんに誘える相手はいないし。まあ、男友達にしたって、このネタに乗ってこそうな人は、ひとりぐらいしか思い浮かばないわけですが。
2004年3月15日(月) 『Fate』おわんねー
 土曜は仕事が入ってボブゲーイベントにいけなかったり、日曜はサークルの会合がつぶれたりとげんなり気味。まあ、休養日と割り切って、家でまたーりしてみたり。

 んで、ついさっきまで『Fate』をプレイしてました。今日一日で桜ルートをエンドまでもってこうと思ったけど、あまりに長いんでちょっと小休止。クリックしてもクリックしても、終わりが一向に見えん。んー、一旦寝て明日に持ち越そうか。

 んで、桜ルートなんですが、桜がウザいとか思うのはオレだけでしょうか。ファンには申し訳ないんですけど、あまりのウザさに、「一度寝たぐらいで彼女ヅラすんじゃねーよ」とかいうツッコミを思い描いちゃいましたよ、テヘ。明らかに凛とかイリヤとかのほうがキャラ的においしいんですもの。あと某サーヴァントも。どうも桜は人気投票やったらシエル化しそうな気が。

 ちなみにオレの予想としては、1位凛、2位セイバー、3位イリヤ、4位藤ねえ、5位アーチャー、6位桜ってな感じですよ。アーチャーにも負けるという体たらくを発揮すると見ましたね。あー、桜ファンの人は、腐った卵とか投げないでいただきたい。

 まあ正直、さすがに男キャラに負けることはないでしょうけど。でも、アーチャーカッコイイからな。ことによったら、ケツぐらいは貸してやらんこともないぐらいには(ウホッ)。

 さて、日記をたらたら書いてたら気分転換になりました。これからまた、気合入れて一気に終らせるとしますかね。

◆買い物

『賭博破壊録カイジ12』 福本伸行/講談社
『馬なり1ハロン劇場19』 よしだみほ/双葉社

 『馬なり1ハロン劇場』。いいかげん競馬を見なくなって久しいのですが、未だに買ってます。いまや競馬知識の入手先は、ほぼこの本オンリーなのですが、見事に年単位で遅れているため、ちっとも役に立たない罠。
2004年3月16日(火) 『Fate/stay night』桜ルート、トゥルーエンド到達
 まだ、別エンドも有るし、タイガー道場回収してないのですが、クールダウンのために感想を書いておきます。

 いや、俺は『Fate』を侮ってました。凛ルート終らせた段階では、『Fate』という物語を構成していたものに対して、あんなにきっちり決着つけるとは思ってませんでした。

 セイバー、凛ルートで貼っていった伏線を、桜ルートできっちりと回収していった鮮やか手並み。かなり気持ちよく読み進ませてもらいましたよ。複数のルートの情報を組み立てて、ひとつの結論へと導き出すあの快感は、『この世の果てで恋を歌う少女 YU-NO』を思い出しましたね。まあ、多少矛盾を感じさせる記述も散見しましたが、そこは置いておきましょう(矛盾を確認したわけでもないので、勘違いという可能性も捨てきれませんし)。

 間違いなく言えるのは、この作品は全ルートを終えてこその作品であるということ。各ルートもそれなりに完結しているのですが、3つすべて読みきらないのはもったいない。あまりの長さに挫折する人も多かろうとは思いますが、少しずつでも結末まで読みつづけて欲しいですね。

◆買い物

マンガ
『天のおとしもの3』 住吉文子/SQUARE ENIX
『S60チルドレン1』 川畑聡一郎/講談社
『猫楠 南方熊楠の生涯』 水木しげる/角川書店

小説
『暗いところで待ち合わせ』 乙一/幻冬舎文庫
『死にぞこないの青』 乙一/幻冬舎文庫
『姫椿』 浅田次郎/文春文庫
『撲殺天使ドクロちゃん3』 おかゆまさき/メディアワークス

 池袋のジュンク堂書店に行ってきたんですが、うっかり読子リードマン気分で、買わんでいい本まで買ってきたり。あんなにデカイ本屋とは知りませんでしたわ。ずらっと並んだ本棚にフラフラと誘われて、永遠に出てこれなくなりそうに。あれは魔窟です。

 さて、小説もいい感じで溜まってきたんで、そろそろ消化期間がほしいところ。もうじき『Fate』も終るんで、そうしたら一日一冊ぐらいの勢いで読み進めてみようかなあ。
2004年3月17日(水) そして『Fate』終了
 終ったー。終ったよー。長い長いとぶーたれてましたが、終ってみれば手放すには惜しい。士郎やセイバーたちのいる世界をもっと体験していたい。そんな気分でいっぱいです。

 桜ルートを終らせて、桜ウゼーという気持ちは若干薄れましたが、やはりちょっと引っかかる感じは拭えませんでしたね。

 (以下微妙にネタバレ気味なので反転)彼女は最後まで、できもしない自己犠牲を、自分の罪悪感を減らすためだけに唱えつづけることを止められませんでした。士郎を信じて身をゆだねることができない。その弱さが桜が桜である所以なんですけど、Fateのヒロインは強いキャラばかりだった故に、なんかその行為が許せなくなってしまいました。

 まあ、たんなる好みのお話です。そんな俺もノーマルエンドでは不覚にも胸をつまらせましたが。あれは反則。

 今までプレイが一段落するたびに感想を書き連ねてきました。重箱の隅をつつくような発言も多かったですが、文句なしにおもしろいと感じてます。『月姫』で奈須きのこが見せた世界の構築技術をいかんなく発揮し、さらにきちんと風呂敷をたたむところまで昇華させた名作でした。

 積んでるヤツはさっさとやれ、持ってないやつは買いに行け。強く推奨しておきます。

 ちなみに、プレイ総時間は2日と18時間。まあ、ソフト立ち上げながら寝たり、何度かテキストを読み返してたりしたんで純粋なプレイ時間ではないのですけど。クリアタイムとしては平均的だと思うので、これからプレイ始める人は参考にして下さい。
2004年3月22日(月) 気がついたら5日もサボってました
 一応生きてます。

 仕事が一段落し『Fate』も終了。特に急いでやるべきこともないので、空気が抜けたようにまたーり過ごしてました。しばらくこんな感じなんで、溜まった本でも読みふけろうと思います。

◆買い物

マンガ
『エルフェンリート(7)』 岡本倫/集英社
『ゴージャス★アイリン』 荒木飛呂彦/集英社
『地獄大甲子園』 漫☆画太郎/集英社
『ラバーズ7(2)』 犬上すくね/小学館
『SchoolRumble(4)』 小林尽/講談社
『R.O.D READ OR DREAM(2)』 綾永らん・倉田英之/集英社

小説
『天帝妖狐』 乙一/集英社
『夏と花火と私の死体』 乙一/集英社
『平面いぬ。』 乙一/集英社

 画太郎は天才すぎる。

 友人ろぷろすの薦めで『地獄甲子園』を今さら読んでみたわけですが、画太郎の狂いっぷりを再確認。徹底的にめちゃくちゃで、徹底的に意味がなくて、徹底的におもしろい。

 画太郎先生の描くマンガっていうのは漫才におけるボケなわけですよ。そしてツッコミ役は読者で、我々は読みながらそのボケに力いっぱい突っ込みを返す。作中にツッコミ役が存在しないのはそのためでしょう。どの作品もまともな最終回を迎えないのは、それすらも画太郎先生にとってはボケの一部でしかないからではないかと。その最後のボケに読者のツッコミが入って、初めて画太郎作品は完成するのです。

 読者に完全に作品を委ねてしまうこの行為は、とても怖いことだと思うのですが、それを常にやりつづける画太郎先生はすごい。小学生の思いつきみたいな展開をクソ真面目に描きつづけられるのは、この人しかいないのではないでしょうか。

 まあ、実際のところ、ほんとに何も考えてなかったり、ヤクでもキメてたりするのかもしれませんが、どちらにしてもおもしろいからそれでいいのです。

◆今日の読書

『毛布とおばけと金曜日の階段』 橋本紡/メディアワークス

 一日最低一冊を目標に、積み本を消化していこうと思うのですが、ついでに読みきった本についての感想でも書いてこうかと思います。

 んで、一冊目。なんとなく目新しい本を買いたくなって、店頭でおもしろそうなものを探して購入したものです。

 「清楚で活発かつ美人と、どこに出しても恥ずかしくない完璧なお嬢様である姉は、家族を失ったショックから金曜日のたびに毛布にくるまって心を閉じ込める――毛布おばけ――になる」という設定に惹かれたのですが、残念なことに期待はずれ。「毛布おばけ」という名前から、もっとファンタジーな物語を予想していたのですが、ホントにたんなる心神喪失だったとは。

 ストーリーは、その毛布おばけの妹である少女と、おばけの彼氏の少年を中心に、大人へと向かう直前の不安定な心を描くというもので、物語としてはありきたりなものです。そこを補うのが「毛布おばけ」であるハズなのですが、扱いが普通の精神病者と変わらず、話自体も平凡なものになってしまっています。設定自体はすごくおもしろそうなので、もっと捻ってほしかったですね。残念な一冊。
2004年3月25日(木) 愛すべきバカ監督
 このオッサンはホントに……大好きだ!(前の画像がデッドリンクになったので差し替え。前のほうがナイス笑顔だったのになあ) 

 なんかもうね、おもしろいとかじゃなくて、体はって頑張ってるなあって。梨田はかなりネタ監督なんですが、天然じゃなくて狙ってやってるのがわかるんですよ。ファンとして、その懸命さに心を打たれずにいられましょうか。

 決して知将というわけではないんですが、マスコミへのアピールをマメに行ったり、敗戦の責任を常に自分でかぶったり、周囲や選手に対しての心配りの面ではまれに見る名監督だと思います。

 で、開幕も近づいてきましたんで、今のうちに今シーズンの予想でも貼り付けておきますかね。

1位 近鉄
2位 ダイエー
3位 日本ハム
4位 西武
5位 ロッテ
6位 オリックス

 予想というか願望。あまりにも近鉄の下馬評が低いんで腹いせに1位と言っておきます。正直ダイエーと位置が逆だと思いますけど。なお、セはよく見てないのでコメントなしで。

 近鉄は中村が例年どおりの活躍が前提。彼が去年怪我で働けなかった穴をローズが埋めていたように、今年は中村がローズの穴を埋めれば差し引きはなし。守備力打力ともに野手のレベルの高さは折り紙つきですし、あとはOP戦好調だったバーンズが計算どおりに働いてくれれば問題ないでしょう。投手陣も先発に柱がそろい、検案だった抑えが固まって中継ぎに厚みがましたため、いつになく高レベルなメンバーがそろっています。不安要素は、戦力アップの判断材料に過去の実績がないこと。OP戦の調子そのままで行けば、マジで優勝狙えると思いますが。

 ダイエーは相変わらず打線が凶悪。村松がFAで抜けたのは痛いですが、それを考慮に入れてもまだ余裕はあるかと。ただし、層の薄さは相変わらずなので、怪我人はなるべく出したくないところ。投手陣に関しては、和田と斎藤の調子が今ひとつだったのが気になります。抑えの岡本も怪我で一ヶ月以上の離脱となり、ただでさえ中継ぎに不安が残るだけに、先発が去年同様の働きを見せないと、一気に落ち込む危険があります。とはいえ現有戦力で言えばリーグ随一なので、優勝候補筆頭なのは間違いなしです。

 ダークホースは日本ハム。かねてから強力な打線でしたが、セギノールが加わってさらに爆発力が高まってます。オープン戦も好調。ホームを狭い東京ドームから広い札幌ドームに移して、長打力が下がってしまうかと心配されましたが問題ないかと。文句なしの仕上がりです。問題になるのは先発。巨人から移籍した入来が出遅れ、他の投手陣もピリッとせず、例年どおりに苦しくなりそうです。あとSHINJOですが、まあ守備に定評があるだけに、そんなに大きく活躍はしなくても問題ないでしょう。

 西武は世代交代の谷間にいるという感じですね。オープン戦を見るかぎり、捕手伊東、遊撃手松井の離脱はかなり大きいように見えます。中島や後藤、赤田などの期待の若手が多いだけに、今年は我慢の年ではないでしょうか。またカブレラの長期離脱もクリーンナップの破壊力が頼みの打線にとっては致命的な痛手ですね。投手陣は去年ズタボロだった先発の奮起が望まれます。張も西口もそれなりの仕上がりを見せているようですが、全体的に信頼に欠ける感は否めません。例年、全体的にまとまったチームを作ってくる西武ですので、決定的な崩壊はないと思いますが、今年は厳しい戦いになりそうです。

 ロッテは、ショート、シコースキー、フェルナンデスと、実績のある選手の首切りがかなり気にかかります。替わりにとってきたフランコ、ベニー、スンヨプがOP戦の調子が上らず、際し引きマイナスにならなければよいのですが。唯一スンヨプはHR打ちそうな気配があるのですが、率をのこさなそうなのが不安ですね。投手陣はまったく不安がないのですが、貧打を払拭できず、例年どおりのポジションに落ち着きそうです。バレンタイン効果に関しては、実績がたった一度しかないのでなんとも。雰囲気は格段によくなってると聞きますので、長い目で見られるならいいチームを作りそうですが。

 オリックスも村松の加入で打線に厚みが増し、戦力アップは図られていますが、メンバーの変わらない投手陣に不安が残ります。それでも去年火ダルマだったマックがOP戦ですばらしい活躍を見せていたり、去年めちゃめちゃな起用をされていた本柳や小倉が先発固定されたり、きちんと整備がされているため、去年ほどひどい状態にはならないかと思います。ただし、投壊の原因のひとつであった守備のメンバーが、ほとんど変化を見せていないので、厳しいことには変わりないかと。今年は伊原新監督なりのチーム作りに徹し、来年勝負ではないでしょうか。

 以上、当たらなくても責任は持ちませんので悪しからず。でもあたったらネ申認定な。

 しかし今シーズンはわかりません。プレーオフに向けての戦い方もありますし。ダイエーは夏までにいかに抜け出せるか、他チームは下位グループに対して、確実に勝ち星を積み重ねられるかが勝負のカギかと。ダイエーが開幕ダッシュにコケるとものすごい混戦が繰り広げられそうです。

◆買い物

マンガ
『おおきく振りかぶって(1)』 ひぐちアサ/講談社
『恋風(4)』 吉田基巳/講談社

 ウム、ここ最近は野球マンガがおもしろい。『ショーバン』、『おれはキャプテン』、『ジャイアント』、『甲子園へ行こう』。よりどりみどりでうれしいかぎりです。その中でも『おおきく振りかぶって』はまた異色。理論的な野球マンガではありますが、むしろ青春友情ものといった方がいい。つい最近まで見ず知らずだった少年達が、互いに理解しあってひとつのチーム(仲間)となっていくおもしろさ。自分なりに考え、発見し行動に繋げていく姿。思春期の少年たちの成長を、さわやかに描いた名作です。野球好きじゃなくても読むべし。

◆今日の読書

『カルドセプト創伝 ストーム・ブリング・ワールド@ 星の降る都市』 冲方丁/メディアファクトリー

 早くも一日一冊の近いが破られてますが、それはそれ。

 さて、アーティミス萌えとかそういうことはさておき、とくにケチをつけることもなく、安心して読めました。冲方先生はこういういかにもなライトノベルも書けるんだなーという印象。「カルドセプト」は未プレイですが、いくつかゲームっぽい描写ににやりとさせられましたね。「ギャザ」もこういう小説欲しいなあとか心から思います。あのアメーリカンなヤツじゃなくて。
2004年3月27日(土) これが若さか
 『トリコロ』の2巻を買いにとらのあな某店へ行ったときのこと。

 とらのあな各店では、『トリコロ』2巻購入時に複製原画をつけるキャンペーンが開催されていまして、俺もそれが目あてで「八重たんの萌え絵ハァハァ」とか思いながらレジに並んでたのですが、なんぞ店員が客に注意を促しだしました。そのとき俺はヘッドホンをしてたんでよく聞き取れなかったんですが、どうも「今後開催できなくなる」とかなんとか言っており、集団での大量購入かループ行為があったものと推測。なんかやけに人が多かったり、入り口近くに人が溜まってるとは思ってたんですが、なるほど合点がいきました。

 で、まあことの是非はさておき、集団でのグッズ集めという行為にものすごい懐かしさを覚えて、俺も丸くなったなあとか思いいにふけってみた今日この頃。なんか無駄に楽しそうなんですよね。たぶん、あの中には大して作品に興味がないけど、集団の中にいることが楽しくて参加しいているヤツもいたりするんでしょう。

 イベントのたびに無駄に徹夜したり。列に並んだり。作戦会議したり。俺自身は最近なんだか枯れ気味ですが、ああいう無駄なエネルギーっつーのは、とても貴重なものだなと思います。

◆買い物
マンガ
『超兄貴 完璧版 上』 田丸浩史/エンターブレイン
『超兄貴 完璧版 下』 田丸浩史/エンターブレイン
『ドギばぐ3 緑のストーカー編』 柴田亜美/エンターブレイン
『トリコロ(2)』 海藍/芳文社
『メイドさんは女王様(3)』 内村かなめ/宙出版

 『超兄貴』はそう言えば読んで無かったなーとか思いついて購入。ながいけんの『チャッピーとゆかいな下僕ども』はどうしようかと悩み中です。

◆んなわけで、

 本日はパリーグ開幕戦につき、大阪ドームへ行ってきます。諸事情あって日帰り。観戦だけしてサクッと帰ってくる予感です。時間が余れば少しだけ、うまいもんでも食ってみやげ物でも探すかなあ。
2004年3月29日(月) 大阪行ってきました
 そんなわけで、27日に大阪ドーム行ってきました。シンジョイ効果で観客も多く、いつも以上に盛り上がってましたね。シンジョイのワンプレーワンプレーでいちいち騒いでウゼーとか思ってたのはヒミツですが。

 まあ、実際シンジョイは華がありましたね。なにやらせても目立つオーラ持ってる。プレイも派手なわりには堅実で、普通にいい選手ですし。あんなんばっかだとウザイですけど、地味なパ・リーグには必要な選手でした。日ハムはいい買い物しましたよ。

 で、試合の方は、岩隈の好投もあり見事勝利。逆転から、中押し、駄目押しとうまく追加点がとれ、中継ぎおさえがピシャリとシメて勝つという、いい流れでした。ちと打線が湿りがちでしたが、チャンスをきちんと物にできていたのがよかったですね。あと、4打数4安打の北川は神で。

 試合が終った後は散々悩んだ挙句、とりあえずなんばに出てぷらぷら歩いた後、結局ラーメン屋のはしご。わざわざ大阪来てすることじゃないけど気にしない方向で。まあ、ラーメン好きだし。

 そんなラーメン食べ歩きツアーですが、まず十数年ぶりに食った「金龍」の駄ラーメンっぷりに恐れおののいたり。麺茹でも湯切りも適当な挙句に、薄いだけのスープはどういうことだ。小さいころの記憶なんて宛てにならんことがよくわかりました。あの店は観光地に認定。もしくは、サービスのキムチとにんにくと辛しニラを大量に入れて食う店。あと「道頓堀ラーメン大食堂」とかいうテーマパークという名を語った、単なるビルのいち食堂街はどうかと思ったり。まあ、店はそこそこのレベルだったと思いますけど。

 他にも行きたい店があったんですが、時間と腹具合の都合でアウトでした。のぞみ使って片道15000円ちょいなんで、もっとじっくり楽しみたかったんですけどね。ちと野球見に行くだけは高かったかな。次回は一泊するか、旅費を抑えて自由席使います。

◆その後の近鉄

 対ハム第二戦の逆転には感動しましたが、今日のロッテ戦はだめぽ。まあ、長いシーズンこういうこともあるとは思いますが、それにしてもチャンスで打てなかった。あと、先発の山村は「さよなら」で。投球内容チキンすぎ。

Akiary v.0.42