2004年8月15日(日) コミケ1日目 |
一日送れですが、金曜のコミケに関していくつか。
まずは、スペースにきて下さった方に感謝を。俺は某魔のトラップに引っかかっていたためにスペースへは一度も顔出せず、申しわけなく思ってます。あと、在庫切れの既刊『山百合のこころ』に関してもお問い合わせを多く頂いたそうで、これに関しても恐縮することしきりです。なんぼ「マリみて」とはいえTRPGというマイナージャンルでは、去年の夏と書店委託の分でほとんどの人に行き渡ったかなと思っていたんですが、それ以上に反響があったようでビックリしました。
もともと再販予定は無かったのですが、今回の件で考えを改め、刷り直して書店卸や即売会での販売を考えています。その際には再び告知を行いますので、お待ちいただけたらと。
それに合わせて今回のコピー誌のネタを膨らませる形で、無理にでももう一冊作れないかなと考えています。本格的にスケジュールと相談になりますけど。なんとかご期待に添える形になれればなと思っております。
◆で、なんで、一度もスペースに現れなかったかといえば、
原因は企業ブースで並んでたためなんですが。そう、TYPE-MOONのアレ。まあ、すでに各地でレポートが上がってるようですね。俺も10時半に並んで14時15分に終了という、大惨事を経験してきました。まー、開始30分でほとんど動かない状況に嫌な予感はしたんですが、その日はセイバータオル以外にほしいものも無かったんで、心中覚悟で並び続けてたわけですよ。それでも、さすがに4時間もつぶされるとは思いませんでしたが。荷物をスペースに忘れてきたせいで、汗はだらだら流れるのにタオルはないわ、水も飲めずにのどは渇くわ、暇をつぶすことも出来ないわ、かなり悲惨な状況でした。周囲から漏れるTYPE-MOONへの怨嗟の声も、やるせなさを激増させましたね。
まあ、ともかく販売形式に問題がありすぎ。商品の種類が多いのに完全バラ売りだったものだからレジで手間取ること。あと、レジ代わりにシグマリUを使ってたのは何の冗談かと。散々並んだ挙句に、シグマリでポチポチレジ打ちしてるのを見たときは、ナチュラルに「釣ってんのか」とか思いました。それほど脱力。
あと、列整理も結構ズサンで、4列で並ばせてたのが5列6列になったりと、列形成がまったくできてませんでした。4列で形成した列を、レジの直前で2人ずつに分けて会計に誘導するという形式を取っていたんですが、列がはじめから崩れてるものだから、誘導しようと思ったときに並んでる人間の後先が不明確になってしまい、結果列の先頭でちょっとした場所の取り合いが始まってしまうということに。状況が見えてるんだから、いったんどこかで切って列作り直せよとか思ったんですが、対応はまったくなかったですね。
まあ、総じて言えば、「慣れてない」という一言。
で、そんな反省を活かした結果、シグマリレジを撤廃してセット販売を行った2日目では、嫌がらせのようにスムーズに列が動いたみたいですけども。それはそれでよかった話なんですが、じゃあ、1日目はなんだったんだと思わざるを得ないわけで。3日目もスムーズにいくと思いますが、それには一日目で散っていった男たちの、汗とため息と浪費した時間と血涙で成り立っているということを、皆様は心にとどめておいていただけたらと思います。
あと、TYPE-MOONにおきましては冬にはもっと頑張っていただけたらと。
ちなみに、買ったのはタオルとテレカと紙袋。俺がある程度冷静なのは、なんだかんだでほしいものが買えたからですけどね。さすがに朝から並んだ挙句にタオルが完売してたとか言われてたらキレまくったでしょうなあ。「代わりに裸で抱きつかせろ」とか叫びながら、全裸で売り子のねーちゃんに突貫していた可能性も捨てきれません。 |
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