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日記

たわごと日記です。

1998年冬コミレポート

1999
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2000
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8月27日 Canary

 ついにプレイできましたよカナリアを。購入から約20日、サイトで散々宣伝していながら未プレイだった日々もついに終了です。とは言え、夏休みも終わりが近づき、レポートのためにしばらく自粛せざるを得ないのが悲しいところですな。まあ、自粛と言いながら明日も明後日もプレイしているのが俺ですがね。さて、どうなることやら。


8月26日 外既知

 さて、本日のお楽しみは徹マン大会。9時頃から集まって、荒天、月下、ぶらっくとの大勝負です。つってもまあ気の知れた連中と打つってんで、麻雀件雑談と言った感じです。久しぶりに会ったぶらっくに、ダメ学生の進路相談なども交えて談笑をしておりました。
 もっとも、場には千葉のオピニオンリーダーとして有名な葵月下がいることですし、タダの談笑で済むはずもありません。もう荒木飛呂彦もビックリのポーズを取りながら、「げげー」だ「きしゃー」だ「きぇー」だ「ありがとーう」だ「神様見てるよ」だ「サンバイグレートサタン」だ頭の悪いことこの上無しです。もっとも、頭の悪いのは俺と月下だけで、ぶらっくと荒天はいささか醒めた目で俺達を見ていましたが。
 しかし、旧友にほぼ半年ぶりに会ってみたら、奇声を発するようになっていたと言うのは、ぶらっくもかなりビビッたことでしょう。まあ、別に単なるネタでしかないというのが解っていたハズですけど。まあ、あんまり使っていると自然に身に付いてしまって大変なことになります。っつーか、私生活で反射的に「げげー」とか言ってる自分に愕然ですよ。


8月25日 エロゲ

 本日夜から徹マンたいかーい。されど昼間は暇なんで、まー所産も無いのでエロゲーやってます。何故にエロゲかと言えば、今家庭用ゲーム機が手元にないからで、ついでに言えば暇つぶし程度に鼻でもほじりながらヤルのはエロゲが一番適当だからです。別に今更エロCGを目の前にして左手でマウスクリックとかするわけではありません。もっとも、エロCGが少なかったりエロシーンが淡泊だったりすると、普通にクソゲーを掴まされた以上に頭に来るから不思議です。
 さて、今やっているのは「MilkyWay」と言うゲームです。内容はと言いますと、大学生の主人公が親から託された喫茶店を改造し、コスチューム喫茶としてかわいい女の子を雇い経営していくと言う斬新なゲームです。で、こいつがまた、シナリオも音楽もシステムも微妙なデキでして、普通のエロゲーと言ってしまえばそれまで。なのに何故俺がプレイをしているかというと、このゲームに出てくるキャラクターの萌えキャラっぷりがすさまじいと言うその一点に尽きます。
 メインヒロインヒロインは「眼鏡にお下げ髪で普段は不細工なオタク女だが、眼鏡を外して髪を下ろすと実はかわいい幼なじみ、尚かつコンタクトをしてても伊達眼鏡をズラして付ける眼鏡っ娘、ついでに関西弁で気が強い」。分かり易すぎてどういう意図でつくったのかが解りません。他にも、「お兄ちゃんと呼んで主人公の周りをくっついて離れない妹の友達」とか「コスプレイヤーのお姉さん」とか「素直になれないもと彼女の幼なじみ」とか、下手な鉄砲も数うちゃ当たるが合い言葉だと思われます。
 ここまで行くと、そのお約束っぷりが逆に小気味よく、妙な安心感を覚えます。加えて、頭のネジが何本か飛んでってるとしか思えないくらい常軌を逸した性格も高ポイント。きわめて脳天気なシナリオ展開が、小難しいことを考えたくないときにはぴったりです。
 このゲームを人に見せると、第一感想がパチった○○○○○○○○○○○○だと言われます。○の中身は推して量るまでもありません。ちなみに俺は企画書に、○(以下略)の様なAVGと書いてあると確信してますが。まあ、そんなパロディを笑って許せる忍耐の持ち主か、キャラ萌えに引かれる人間はやっても損した気分にはならないでしょう。むしろ積極果敢にキャラ萌えを推奨する人は、ツボにはまって萌え萌え言います。俺がどのタイプに属するかは秘密ですが、なんだかんだ文句言いながらやってる点では、何処で括っても大差ないですな。


8月24日 オークション

 今日はハンズへお買い物に行きました。ヤフオクで同人誌を売ったんで、その梱包用品を購入するためです。しかし、オークションでの同人販売は初めてなんですが、いやはやなんともめんどくさいモノですな。その手の経験の多い友達から買い手に怒られない方法を聞いたところ、
「テレカはシールパックに入れて、CD屋で売ってるCDシングルケースに入れればまず傷つかない。同人誌は厚さや量にもよるが、同人誌の大きさに切った段ボールに挟んでその周りを緩衝シート(いわゆるプチプチ)で巻いた後封筒or段ボール箱に「きっちり」入れる。緩衝シートを巻く時もきっちり巻き付けること」
 だ、そうで。っつーか、だりぃっすわ。てきとーに袋に詰めて封筒に入れてエンド、とは思っていませんでしたが、神経質なほど気を使いますな。まー、確かにキズなんてもってのほかだってのは解りますから、俺も律儀に買ってきましたよ。こんな事、ある程度の高額取引じゃなければ絶対やりませんな。


8月23日 データベース

 見やすいカードリストが欲しい! テキスト編集できなければイヤだ! Palmで閲覧できるともうたまらん! っつーわけで、無い物は自分でつくってしまえ。今日はしこしこPalm用カードリストをつくってました。ExcelとVisualPageと秀丸をマウスが行ったり来たり。こんなこと暇人じゃなきゃできませんな。で、暇人ついでに、かねてよりの懸案だった対象表もPalmで見れるように変換。気が付いたら丸々半日費やす始末。まあ、おかげでいちいち紙束を持ち運ぶ必要が無くなったのは嬉しい限りです。
 しかし、毎回リストをいじくる度に怠い思いをしますよ。それでも既にリスト自体は存在しているわけですから、コピペで済むのは楽なモンです。俺も昔メッセに貼られた0.9βを手書きで写してサイトに上げたりしていましたが、今から考えるとよくそんなパワーがあったと思いますわ。次があったとしても絶対にやりませんな。っつーか、今メッセでやると知り合いばっかで恥ずかしいだけですな。


8月22日 グッズ

 カナリアの購入特典テレカを探しにヤフオクへごー。比較的多量の物品が現れたので萎えました。意外に期待の新作だったご様子で、秋葉5店舗ってのはいい方じゃないでしょうか。おかげでグッズを集めてみようかと思った俺の気力も萎えたですよ。
 俺は基本的にグッズには手を出しません。いや、昔は狂ったように買い集めようとしていた時期もありました。周りに物が一切無かった高校時代や、物で溢れ返っている様子に圧倒された上京当初は、それこそ等身大タオルから抱き枕まで買いあさったものです。まあ、高校時代は物というか情報がなかったんで、分かり易い媒体として物を集めようとしていたんですけどね。それも、MTGに手を出していたおかげで、金銭的に挫折せざるを得ませんでしたが。とは言え、おかげで実家には(現住居にも)若気の至りアイテムが山ほど存在しています。ネタになるようなものはいいんですが、中にはマジで恥ずかしいヤツがあるんで、できれば一生涯封印しておきたいですな。


8月21日 CM

 全国のMTGプレイヤーのみなさん、見ましたか? 俺は見ました。MTGのTVCMです。そろそろネットに繋ごうかと言う22時54分頃。いきなりTVから「まじっくざぎゃざりんぐ」との声が。何事かと振り返る俺の目の前に、隔離実験室みたいなところでデュエルに興じる金髪兄ちゃんが二人。そのうちサイの緑クリーチャーが使われないことに切れて暴れ出す。MTG、少なくともTCGを知ってないと何をやっているか全くわからないのがとっても印象的だったですよ。
 まあ、アメリカで撮ったヤツを日本語字幕で流してるんでしょうが、その性で他の"まんま"なTCGCMとは違ってオタク色は比較的薄めでしたね。それ故かどうかは知りませんが、SMAP×SMAPとあいのりの間に流していると言う離れ業をやってのけています。最近首都圏の駅やジャンプとかに広告も載せてることですし、一般層のユーザー獲得に張り切っているんでしょうか。そのうち渋谷の若者がストリートでデュエルを打ったり、カリスマ(死語)デュエリストが現れたり、吉野家でデュエルを打つのが普通になったりするんでしょうか(切実)。そんな時代が来たら、世の中のオタクはアイデンティティを求めるためにTCGから去ってしまうんじゃないかと心配です(杞憂)。


8月10日 前夜祭

 さて、明日はコミケですな。っつーても、一日目のヤオイ大会ですからあまり行く気が起きません。まあ、行くとしたら企業ですかね。せっかくですからフロントウイングでサインでもしてもらおうかと思います。そのためだけに行くのも気が進まないんですがね。まあ、企業周りでもしてきますわ。


8月9日 DQ6

 突然非オタ兄貴から電話がかかって来ました。彼はいきなりドラクエYの話をし始めます。
「俺今ドラクエやり直してて、伝説の装備を探してる途中なんだけど、盾と鎧が見つからないんだよ。お前知らない?」
「知るかボケ」
 等と突っ込みを入れたわけではありませんが、心の中で思ったのは事実です。彼はDQ6が何年前に出たのかご存じでしょうか。俺もハッキリとは覚えてないので調べてみましょう。ちょこっと検索、出てきました。1995年12月9日。5年前じゃねえか。そんな昔の出来事を「ちょっと思い出してみてくんない?」等とのたまえる兄貴に乾杯。そして律儀にもネットに潜って調べてる俺にも乾杯。明日は朝早いと言うのに・・・。伝説の鎧、オルゴーの鎧を取るには、

「ペスカニから北にあるグレイス城に行き城の 井戸を調べる。幻のグレイス城についたら城の中の人と話し悪魔を呼び出す所までイベントを進める。悪魔が呼び出されたらいつの間にかもとの世界に戻っている。これでオルゴーの鎧が隠されている宝物庫がわかったので床の上で黄金のつるはしを使う」

で、伝説の盾、スフィーダの盾を取るには

「上の世界の クリアベールの東にある洞窟に行く。洞窟についたら中にいる男から不思議な洞窟の情報を聞き出し覚える。その次はロンガデセオからずーっと南にあるガンディーノに行く。ガンディーノで不思議な洞窟のことの情報を聞き出し覚えておく。次にガンディーノから北の海の中にあるポセイドン城に行く。ポセイドンから不思議な洞窟の情報を聞き覚えておく。3つの情報全てを聞いたらフォーン城から北西にある不思議な洞窟に行く。不思議な洞窟に着いたら最深部でスフィーダの盾を手に入れる。」

 だそうです。なお、兄貴様、空飛ぶベッドと空飛ぶ絨毯は別物です。空飛ぶベッドではどうあがいてもグレイス城には入れませんので悪しからず。


8月8日 カナリア

 バイトの行きがけに秋葉に行って買い物をしました。予約までしておきながら、発売4日経過まですっかり忘れていた期待の新作「カナリア」を購入するためです。普段からゲーム、特にエロゲなんぞはほとんど買わない俺ですが、今回ばかりは個人的大期待がかかっているだけに買わずにいられません。と言いますのも、キャラクター原画に片倉"大人ランチ"真二、シナリオライターに桑島"クリアラバーソウル"由一とヤマグチ"HEXAGON"ノボル、グラフィッカーにカルメン"Coyote"伊藤と言うビックリメンツ揃い踏みなのです。いや、いいんです。多分このサイトを見てる人の多数はわからんネタでしょう。ともかく、この夏はこのゲームをやり倒すこと、及び普及することに決定。Rumble萌えーとか言ってる場合じゃないんで。クソゲーだったときはって? この日記は消滅してなかったことになりますので悪しからず。


8月7日 その後

 コスプレ居酒屋を出たあと、れびんさんを伴って帰宅。その後明け方近くまで、れびんさんのちょっとイイ話を聞いてました。夕べもそうでしたが、大人の話はタメになるなぁと思う今日この頃。同世代とのバカ会話も好きなんですがね。


8月6日 コスプレ

 一度更新をサボるととたんにやる気が出なくなるのは俺の悪い癖ですかね。まあ、何はともあれめでたく日記を再開でございます。

 さて、8月6日は日曜日、LC3の開催日。各団体が威信を懸けて争うチーム戦トーナメントの日です。俺は諸般の事情で「あさり組」としてではなく、「おじゃ魔女あさり#」のあさりイル吉【どれみちゃん】として、どれみ萌えの冠をいただいての参加であります。しかし、あらためて見るといささか恥ずげな字面ですな。加えて、メンバーである進壱さんにMIZさんが遅刻、参加不能とくれば俺は一人でキ○ガイです。仕方がないのでナッツさんたちのチームに参加させてもらいましたが、今日のことは一生忘れない恨みとなって俺の心に刻まれることでしょう(いいから)。

 で、そんなうっぷんを晴らすというわけではないのですが、やまもとれびんさんのお誘いで、俺と進壱さんは一杯飲みに行くことに。場所は噂のコスプレ居酒屋です。名前の通り、おねーちゃんがコスプレをして給仕をすると言う恐怖の居酒屋。おねーちゃんの質は、指名はオッケーか、お触りはいくらから、無論確かめずに入られないと言うわけです(うるせえ)。
 と、言うわけで神田の駅前を歩き回ること10数分。道に迷いながらも発見しました『蔵 太平山』。意外に看板は本格居酒屋のテイストを醸し出しています。店は地下にあるようで看板の真下には階段が一本。その脇には小さなショーウインドウがあり、店の紹介記事と一緒に何故かトロのぬいぐるみが飾ってあります。早くも店の前から放たれる怪しいオーラに、一歩引き気味の俺達。
「入りたくねー」
 進壱さんが俺達の気持ちを代弁してくれます。
「イル、先に行け」
 前言撤回。俺の気持ちは代弁してくれませんでした。
 言われたとおり、俺が先陣を切って進んで行きますと、店のドアの前にいきなりコスカフェのポスターが出現しました。居酒屋にコスカフェのポスター。何かが間違っています。そして、店の中はもっと何かが間違っていました。人々の喧噪の中に時折混じる板前さん達の掛け声、いつもの居酒屋の雰囲気。そんな中、制服やメイド服で懸命にお盆を運ぶウェイトレスに何処をどうとってもオタクな客、キッズステーションが垂れ流されるテレビ。こんな店が繁盛しているんですがから世も末です。無論人のことは言えませんが。ともかく、クサレオタクどもが陣取っているために席に着くこともかないません。結局1時間ほど待ってようやく席に付くことになりました。実際座って酒を飲んでいるだけなら、本当に普通の居酒屋です。コスプレおねーちゃんたちも、慣れてしまえば単なる店員。破壊的な顔面をお持ちの方はもいないんで、その点もでも安心感があります。もっとも、接客業者としてはいまいちなのは否めません。
「お勧めは何ですか?」
「えーとぉ、全部美味しいですよぉ」
 いい教育してます、店長。もっとも、進壱さんに言わせれば、そこがいいらしいので、この業界も奥が深いですな。
 さて、飲みの方も楽しい時間を過ごし、お開きの時間がやってきました。れびんさんに会計を任せ、俺が上に上がろうとすると、進壱さんがドアの前に貼ってあったポスターを剥がそうとしています。酔ってポスターガメたりもの壊したりするのは日常茶飯事ですから、いつもの俺なら「なに持ちだそうとしてるんですか、(≧∇≦) ぶぁっはっはっ!!!」ぐらいのことを言って一緒に楽しむんですが、折り悪く後ろに店長の気配があります。っていうか、後ろから迫ってきてるのがわかります。このまま持ってかせるのはいろんな意味でヤバイと感じ、空々しくポスターを貼り直して脱兎のごとく逃げ出す俺。地上に戻って一安心です。ところが、上で一息ついてしばらくすると、何処に行っていたのか消えていた進壱さんが現れ、俺に丸めた紙を差し出しました。
「また持ってきたんか、アンタ」
 さすが進壱さん、一度の失敗では引き下がりません。一度上に上がってしまえばこっちのもの。進壱さんは会計を済ませたれびんさんに見せびらかしました。さすがの彼も大いにビビっていた様子。そりゃ、初めて一緒に酒飲んだ相手がポスターガメて来るとは夢にも思いません。俺達はひとしきり笑い合うと、意気揚々と駅へ向かいました。ところがです、いつの間に現れたのか、店長がそばに立っているではありませんか。彼は、困った顔をしながら一言。
「あのー、ポスターを持っていかれるんでしたら、一言お願いします」
 さすがの進壱さんも、かなりビビっています。
「いや、いいです。すみません、どうもご迷惑おかけしました」
 そう言ってポスターを返す進壱さん。俺達かなりカッコ悪いです。何となくいたたまれない感じで、足早に駅へと向かいました。進壱さんは二度と行かないとぼやきながら歩いていました。